代表挨拶


代表取締役社長 田島克洋

 株主の皆様方におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げるとともに謹んでご挨拶申し上げます。

 当社グループは、不動産、証券を始めとした多様なアセットを対象としたファンドの開発・組成を主軸とする日本でも数少ない企業であり、創業当初より毎月分配型不動産ファンドや太陽光発電ファンドなど時代に先駆けた商品を開発してまいりました。

 当社グループは、「企業価値の向上」に重点を置いた経営を推進するとともに、常に現状に満足することなく新たなファンド・商品や事業を創造し、株主の皆様やステークホルダーの皆様に信頼され、期待される企業グループを目指してまいります。

 当期においては、新型コロナウイルス感染症対策の各種行動制限の緩和などにより、社会経済活動の正常化が進みました。当社グループではマーケットニーズの高い分野に経営資源を集中し、収益確保に努力いたしました。結果、当期の連結売上高は4,136百万円と前期から大幅に増加し、営業利益は350百万円、経常利益は299百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は183百万円となりました。

 アセットマネジメント事業においては、「FC車両ファンド」として5本のファンド、「FCベンチャー企業投資任意組合」として2本のファンドを設定し、募集いたしました。インベストメントバンク事業の不動産投資事業においては、国内不動産4物件を売却いたしました。車両リ―スバック事業については1,582百万円のトラックのリースバックを行い、また車両の売却による収益計上もいたしました。

 今後も、顧客ニーズに合致した魅力的な新ファンドの開発・組成や、不動産・太陽光発電設備を始めとする様々な投資アセットへの取り組みを通じて、収益の拡大と企業価値向上に邁進してまいりますので、成長を続ける当社グループに、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長  田島 克洋