代表挨拶


代表取締役社長 田島克洋

株主の皆様方におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。 心より御礼申し上げるとともに謹んでご挨拶申し上げます。

 当社グループは、不動産、証券を始めとした多様なアセットを対象としたファンドの開発・組成を主軸とする日本でも数少ない企業であり、創業当初より毎月分配型不動産ファンドや中国不動産ファンドなど時代に先駆けた商品を開発してまいりました。  当社グループは、「企業価値の向上」に重点を置いた経営を推進するとともに、常に現状に満足することなく新たなファンド・商品や事業を創造し、株主の皆様やステークホルダーの皆様に信頼され、期待される企業グループを目指してまいります。

 当期においては、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、行動制限等の緩和が進み、社会経済活動の正常化が進んでおります。当社グループではマーケットニーズの高い分野に経営資源を集中し、収益確保に努力いたしました。 結果、当期の連結売上高は1,686百万円と前期から減少したものの、営業利益は283百万円、経常利益は272百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は227百万円と大幅な増益となりました。

 アセットマネジメント事業においては、「FCベンチャー企業投資任意組合」として3本のファンドを設定し、募集・販売が完了しております。インベストメントバンク事業においては、バリューアップ施策を施した米国カリフォルニア州の物件の売却を行っております。また、当期中に3物件を取得し、各種バリューアップ施策を推進しております。

 今後も、顧客ニーズに合致した魅力的な新ファンドの開発・組成や、不動産・太陽光発電設備を始めとする様々な投資アセットへの取り組みを通じて、収益の拡大と企業価値向上に邁進してまいりますので、成長を続ける当社グループに、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長  田島 克洋